眼帯の男って色気ダダ漏れ・窪田くんの映画「東京喰種」

なんか映画観たい!・・・でも映画館って気分じゃない。

レンタルしようにも今ひとつ観たい映画が定まらないあなた。ちょっと考えさせられて、でもみっちりリアリティあるわけじゃなくて程よく現実逃避できる。

そんな映画が「東京喰種-トウキョウグール-」。

何やかやと騒がれた記憶もありますけれど、原作は人気漫画、主演に窪田くんといういたって普通のミーハー映画です。ただ最初に言っておくと、「本気でグロいのはダメ!絶対無理!!!」という方には向きませんので悪しからず・・・ただ一頃は、流行りのホラー映画なんか観てたけど最近はめっきり・・・みたいな多少の免疫のある方なら大丈夫です。グロいのですがリアリティという点で少し現実離れしている映像が満載ですので、ちょっと引いて観られます(とは言え食事の直前直後は避けた方が無難)


何と言ってもですねぇ・・・半分喰種で半分人間という複雑な役どころを演じた窪田くん。グールの特徴でもある、ギラつく赤い眼球を隠そうと途中から眼帯をし始めるのですが、この姿がまたいい!眼帯って何であんなにエロいのだろう・・・

がっつりのファンじゃないけど(コアなファンなら劇場で見ているでしょうし)、「Nのために」の成瀬くんには一時期はまったわぁというミーハーさんにはご満足いただける所存。


↑予告映像をスクショしましたが、HPのフォトギャラリーに彼の眼帯姿(グールになりきったのじゃなくて普段の彼)がないのに憤慨しましたよ。あれは必須でしょうよ!!


本編は、人間を喰うことでしか生きられないグールを駆除しようとする特殊部隊と、迷いながらも人を殺してしか我が欲を満たすことができない哀しい運命を背負ったグールとの闘いを描いているのですが、ただのホラーちっくなストーリーと思いきや、飽食と言われる現代や、異質のものを排除しようとする風潮なんかを皮肉に描き出して問題提起しているようなストーリーでした。


正しいことは果たして幸せに繋がるのだろうか。


最近の映画、こういうテーマって多いように思えます。誰しもが誰のことをも糾弾できる時代の警鐘、ということなのかしれません。

窪田くん、やっぱりいいですね。こういう、自分の中の善悪と戦いながら迷い悩んでいる青年というのが本当によく似合う。できれば今後も妙なコメディ路線なんかに身を投じたりせずに、しばらく精神虚弱な雰囲気を保ってほしいものです。






エコトバ 遊び〜LULU factory

旦那さん(通称:きんちゃん)と2人暮らしのエコトバリスト(50ちょい手前)。言葉と(時々)写真で表現する女です。フィクション大好き!映画・小説・ドラマ、食べること大好き!飲み食いスイーツ全てOK!!忘れかけた乙女心はAAAのNissyからくすぐられ、とことん自分に甘い「自分の好きに忠実に没頭」することを第一にしている物書き人です。

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