何でもあるような手軽なレストランで、少し前に「天津飯」を食べた。
日替わりのおかずで何気なく選んだのだけれど、食べた瞬間
醤油辛かった(^^;;
ヒーヒー言いながら食べて、だんだんムカムカしてきた。確かにお安いのが嬉しいという類のレストランだったけれど、お金を払う以上「損した」気分になりたくない、食い意地の張った私である。
一緒に食べた子にも散々文句を言い続け(食べ物の恨みは怖い)、あそこで天津飯は御法度と心に深く刻んだのは言うまでもない。
とにかく上にかかったアンが甘さとしょっからさを極限まで喧嘩させたような強い味わいで、以前からそのレストランは全体的に味が濃いと言われていたのでその真髄を見せられた気がした。
それから時は流れ・・・こりゃいっちょちゃんとした天津飯で私の天津飯人生をリセットしようと思い立った。
ちゃんとしたっぽい中華レストラン。天津飯に水餃子らしきものとデザートが付いているけれど、1500円程度するまあまあのランチセット。
一口食べていざ・・・
ん?やっぱり醤油の味が強くてあまっ辛い割と濃いめのアン
がかかっているではないか。
そうか、私が天津飯に向いていなかったのだ。と、気づく40代中盤の秋・・・
思えば、ひところ好きだったカフェ。そこでランチセットとして食べたのが私の天津飯人生のスタートだったのだけれど、
それが本当においしかったの!!!!!
目から鱗って感じで。
ただ、その後別の店で食して封印したのかもしれないし、無意識かもしれないけれど、私は天津飯を食べた記憶がほとんどない。
前回のお得タイプの大衆レストラン、もう一つはまあまあ本格っぽいレストラン。
好きなカフェを抜かしたら、その2回だけかも。
ただ、誠に残念ながらその好きだったカフェは閉店してしまった。
そのオーナー兼料理人さん、知ってはいるけれど最近は疎遠気味。
うーん、聞きたい。無性に聴きたい。あのレシピ。
それまではやっぱり天津飯は封印しようと思う。
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