ただいまwowowで放送中。
「コールドケース2〜真実の扉〜」
アメリカのドラマ「コールドケース」の日本版。
吉田羊主演、脇を三浦友和、滝藤賢一、光石研、永山絢斗と言う豪華出演者で送るwowowドラマで、シーズン1ではユースケサンタマリアが母親との関係性ゆえの心の傷を抱えたシリアルキラーとして存在感を放ち、吉田羊演じる石川刑事の過去や家族関係をあぶり出す・・・など骨太なエピソードが満載。シーズン2も当然楽しみにしていました・・・
シーズン2のエピソード3「PKO」でビルの屋上から転落死する自衛官の妻を演じていた矢田亜希子さん、いやいや、シーズン1の「ミレニアム」で夫に先立たれたが彼の夢だったサーフショップを息子と新しい夫ともに開店する・・・と言う妻役でも出てたじゃん!!
もうー、一瞬「あの奥さんが今度は殺されちゃったの?!」と混同しちゃったじゃーん、これだから日本のドラマは・・・と思っていたら、
よく見たら奥菜恵さんだった・・・
なんと言う勘違い!・・・何か似てません?似てない?
と言うことで、私の怒りはすぐさま引っ込みもうあと1話になったシーズン2も楽しみたい所存。
こう言う人の顔の区別がつかなくなるっておばちゃんみたいで非常に危機感覚える・・・(汗)
気を取り直して。
このドラマ、映像美なのかカメラの性能のせいなのか、4とか8とかのK時代の到来なのか、わざとなんでしょうが、取調室でアップになった時の人々の顔がシミからシワまでバッチリ写り込んでリアリティ半端ない。
特にコールドケースを扱うので、もれなく関係者は「過去」「現在」と言う歴然とした差をつけさせられて登場する羽目になるのですが、白髪や頭髪の有無なんかは想定内の加齢、ただ一番どきりとするのは目尻のシワ、キシキシした肌の質感、容赦無く肌の老化を想起させるシミ、とにかくすごいんです。洞口依子さんもすごかったなー。
あそこで取調べされる俳優さんって相当覚悟がないとダメと思う。
吉田羊さんはつるっとして美しいのですが、一般人それもあんまりいま幸せじゃない人々に浮かぶ疲労の色合いは、明暗くっきりと。
あんな風に画面に映ったら、ショックで一番高いエステの予約とか入れたくなっちゃうかも。
刑事物の中でも、リアリティを追求しているらしく現場に踏み入る刑事たちが髪の毛1つ落とさないように徹底してガードしながら入る、吉田羊さんだってビニールの帽子(お風呂に入るときに母親なんかが被ってたような)をかぶり、足にもビニールのカバーをつけてのぞむんですもの。
こりゃ気合いハンパないな、と。
まぁ日本の刑事物が全部それになっちゃったら、成立するものもしなくなっちゃうかもなんですが。
「相棒」が警察というよりも人に起こった事件や事故を解き明かそうとするならば、コールドケースは警察と事件ということにスポットを当てたドラマなのだろうな・・・
wowow加入していない方は、今シーズン1がDlifeで放映中ですので、それをぜひ。
そのうち2もやるんだろうな。これも海外ドラマみたいにシリーズ化して欲しい。そして出演者1つ1つのエピソードもっと掘り下げて欲しいな。
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